自動車の運転について、考えたことありませんか?
・不注意の症状で、車を擦ってしまった。
・ボーっとしてしまい、危うく事故になりそうだった。
・衝動性の症状で、つい思いつきで割り込むような形で車線変更してしまった。
ADHDの方にはこのような悩みがあると思います。
また、薬物療法をしている方の場合、副作用に眠気があるので、
先生には、尚更運転を控えるようにと言われていると思います。
しかし、車を運転しなければ生活できない方もいると思います。
僕の場合、小さな子どもが2人いるので公共交通機関での移動では
かなり大変な思いをします。
では、どのようにして運転を気を付ければ良いのでしょうか?
それでは、説明していきます。
ADHDが運転に気を付けること。
①こまめに休憩をとる。

休憩のタイミングは人によって様々だと思いますが、30分~1時間の間に1回10分以上の休憩をとることを心掛けましょう。
また、疲れを感じたり、情緒不安定になった場合は速やかに休憩したほうがいいでしょう。
僕は、道によるのですが1時間から2時間おきに10分以上の休憩をとるようにしています。
そして必ず車を降りてトイレを済まし、飲み物を買ってその場で飲むようにしています。
そうすることによって、必ず10分以上の休憩をとるようにしています。
ずっと車の中にいたり、すぐに車に戻ってしまうと、すぐに車を発進させたくなってしまいます。
なので、僕は必ずこのようにして十分な休憩をとるようにしています。
②運転に集中できる環境を作る。

なるべく運転のみに注意を向けられるようにします。
例えば、同乗者がいる場合は、
なるべく話しかけないでもらうようにしましょう。
また当たり前ですが、信号待ちの停車中でもスマホは触らないようにします。
個人差もあると思いますが、ドライブ中にかける音楽も気にかけたほうがいいと思います。
爆音でヒップホップをかけていると、運転しづらくなるように、
BGMとしてクラシックをかけているほうが落ち着いて運転に集中できますよね。
音楽は流さないっていうのも1つの方法だと思いますが、
ドライブ中の音楽は意識してみると良いかもしれませんね。
③走っている方向の先を見る。

運転の基礎ですが、目線は走っている方向の遠くに合わせます。
中には、自分の目の前を走っている車に目線を向ける人もいるでしょうが、
もし前の車が渋滞などで急ブレーキをしたら追突する恐れもあります。
前の車のみではなく、必ず視野を広くして遠くをみるようにします。
④安全確認は徹底する。

当たり前ですが、安全確認は徹底します。
ですが、定型発達の人でも意外と守れてない場合があります。
一時停止では必ず止まり、徐行しながら左右確認。
交差点での右左折も徐行し、横断歩道の通過も慎重に。
この安全確認をするだけで事故の確立はグッと下がります。
僕の体感でも、安全確認を徹底するだけで、ヒヤリとすることはかなり減りました。
⑤自分が苦手なことは、しないようにする。

運転においても、得意不得意あると思います。
例えば、車線変更、右折、左折、合流、駐車、苦手な道などなど。
やむを得ない場合以外は避けようと思えば避けれるものです。
車線は必要以上に車線変更しない。
右折(左折)しないように、少し遠回りだけどルートを変える。
合流が難しくない道や、合流しなくてもいい道を選らぶ。
駐車場は空いているところを選び、時間がかかっても良いようにする。
いくらでも苦手なことを避けられると思うのです。
苦手なことをして事故を起こしてしまわないように、
苦手なことは極力しないようにしましょう。
因みに、苦手なこと自体はないのですが、苦手な道はあります。
僕は、交通量が多い場合は、なるべくその道を避けるようにしています。
まとめ

①こまめな休息を!
②運転に適した環境を!
③目線を遠くへ!
④絶対に安全確認を!
⑤極力苦手なことしない!
薬物療法をしている人に副作用で眠気があり、運転を控えてくださいと言われたことがあると思いますが、副作用の度合い次第だと思います。
僕の場合インチュニブとリスペクトを服用していますが、インチュニブのみの服用でしたら運転には全く支障をきたしていません。
リスペリドンを頓服で服用する場合は、副作用を感じる場合があるので注意しています。
眠気が出た場合は、治まるまで運転を控えています。
補足ですが、3急運転は絶対にしないようにしましょう。
急発進
急ブレーキ
急ハンドル
で、3急運転です。
常に余裕を持たせて、楽しく便利に自動車を活用しましょう!